常識の構成要素〜バガボンド4巻から考える〜
一枚の葉にとらわれては木は見えん
一本の木にとらわれては森は見えん
どこにも心を留めず見るともなく全体を見る
私が22歳にして初めて買った漫画がバガボンドだ。大人買い 古本万歳🙌
“強さ”
“死”
”生”
”愛”
こんなに深いテーマを本当に考えさせられる。こんな漫画は他にあるのだろうか。
例えば、画像のワンシーンから考へられること。
【葉を見て気を見ず、木を見て森を見ず】
— 優歌 (@vitality_yuka) 2017年11月13日
ルールや規則が大切なんじゃなく。それらが達成しようとしてる目的が大切。”何のためのルールなのか”
こういう本質的なこと、見失ってる人多いよね
世の中の 常識 という見えない魔物に支配されている。 そもそも常識なんてものはない。Wikipedia で検索して見てもこうだ。
常識は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている。社会的な価値観、知識、判断力のこと。
…当たり前ってなに?変化し続ける世の中で、世界中の人や文化が混ざり合う今の中に、そのようなものは存在し得るのだろうか。
常識とは、規則やルール、憲法、親のしつけなどの定義は、それぞれ個々人の中で育まれ、人と接する中で磨かれ、特に全体として共有されることなく宙ぶらりんのまま育った暗黙知である。
なのに、その表面化されたルールにとらわれて、ルールを決めた目的を忘れている。愚かだ。
もし常識が存在するのならば、私はそれは”人として”宇宙の中で生きる1つの生命体としての基準だと思う。
以前、京セラの元社長の稲盛和夫氏の著書、『生き方』を紹介した。この考え方はここに。
生きることをやめない私たちは自然の法則に導かれ生きているのだと思う。つまり、魂を高めるために生きる。意味わからないと思う人にこそ是非読んで頂きたい名著だ。
この考えに従うと、資本主義経済は素晴らしいシステムだと思う。その可能性を潰しているのが私たち人間の欲深さだ。